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話数単位で選ぶ、2023年TVアニメ10選

はじめに

 今年もこの時期がやってきました。仕事が忙しくなってもアニメはずっと見ていましたが、ブログの方はほとんど記事の更新ができなかったのは反省点です。2023年TVアニメ10選も、一つ一つの感想は一言二言になってしまいますがご容赦を。
ルールは以下。
  • 2023年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
  • 1作品につき上限1話。
  • 順位は付けない。

一覧です。
  • お兄ちゃんはおしまい! 12話 まひろのおしまいとこれから
  • 虚構推理 Season2 15話 雪女のアリバイ
  • 【推しの子】 1話 Mother and Children
  • スキップとローファー 6話 シトシト チカチカ
  • 山田くんとLv999の恋をする 13話 朝 起きたら
  • BanG Dream! It’s MyGO!!!!! 10話 ずっと迷子
  • 最果てのパラディン 鉄錆の山の王 6話 ひとときの帰郷
  • SPY×FAMILY Season 2 27話 ボンドの生存戦略/ダミアンの野外学習
  • 葬送のフリーレン 10話 強い魔法使い
  • でこぼこ魔女の親子事情 6話 薔薇園のおしりあい事情


お兄ちゃんはおしまい! 12話 まひろのおしまいとこれから

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©ねことうふ・一迅社/「おにまい」製作委員会


 妹が作った薬によって女子中学生になってしまった引きこもりの兄・まひろでしたが、よりにもよって温泉旅行中に男に戻りつつあるというピンチが描かれます。まひろは男に戻るのか、それとも薬を再び飲んでこのまま女の子で居続けるのか。究極の選択を迫られるなか、女子として築いてきた今の関係の尊さが、まひろの背中を押す決断に繋がるのがよかったです。

虚構推理 Season2の15話 雪女のアリバイ

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©城平京・片瀬茶柴・講談社/虚構推理2製作委員会


 前話の導入で人に裏切られ続けた男とそのそばにいる雪女にたっぷり感情移入させ、いざ探偵役、怪異たちの知恵の神である琴子が駆けつけ華麗に謎を解いてくれる期待をしたところで、それを裏切る展開に一度向かうのが、知恵の神たる琴子の本領発揮だと感じます。この神は自分たちを甘やかしてくれる神ではなく、必要であれば「虚構」を用いてこちらを試す苛烈さも持ち合わせているという性質が現れた回だったと思いました。

【推しの子】 1話 Mother and Children

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©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会


 転生したら推しのアイドルの子供だった件。初回90分スペシャルは正直レギュレーション違反のような気もします。ちょっとした映画くらいの尺があればそりゃあ起承転結を描けるでしょうというズルさを感じなくも無いのですが。転生前から転生後の状況説明、キャラクターを見せつつ最終目標へと繋がる構成も綺麗ですし、推しのアイドルであったアイのドラマはこの1話で完結しているので、初回ですがかなり満足度の高い回でした。

スキップとローファー 6話 シトシト チカチカ

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©高松美咲・講談社/「スキップとローファー」製作委員会


 梅雨時を舞台に、主人公みつみと友人志摩くんのすれ違いが描かれた回。梅雨時期の天気を使った暗く不穏な空気と、問題解決と同期するように空が晴れる鉄板の演出は、何度見てもよいものです。お互いに誤解されたんじゃないかと不安になるなか、先に自分の本音を相手に伝えたみつみに対し、普段は自分のことは話さずある種演じているようなところもあった志摩くんが、自分でも驚きながらたどたどしく本音を語り始めるシーンが上手かったです。

山田くんとLv999の恋をする 13話 朝 起きたら

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©ましろ/COMICSMART INC./山田くんとLv999の製作委員会


 放送時は「アニメが上手い」とよく言われてましたね。最終回にて、これまでずっと「恋とかよくわかんねー」だった無愛想イケメン山田が、告白してきた女子とちゃんと向き合ってお断りしたり、主人公茜に対し「バレたか」と言ってニヤッと笑ったりといちいち格好よすぎて完敗でした。最後に二人の出会いのきっかけとなった靴を拾うシーンに戻ったことで、シンデレラに恋をした王子の物語でもあったんだなという印象が強く残りました。

BanG Dream! It’s MyGO!!!!! 10話 ずっと迷子

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©BanG Dream! Project


 バンドが崩壊した後も一人行動を続けたボーカル燈の元に一人また一人とメンバーが戻ってくる様子は、これまでのバンドリシリーズとは違うと言われがちな今作でも「ボーカルは星」というシリーズの名言に違わぬ主人公力でした。ギスギスエピソードがずっと続いた末に、初めてメンバーが全員本気で向き合うのがステージの上だというクライマックス。心の叫びをしっかり見届けました。ポエトリーリーディングという表現形式もこれで初めて知りました。

最果てのパラディン 鉄錆の山の王 6話 ひとときの帰郷

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©柳野かなた・オーバーラップ/最果てのパラディン製作委員会


 最果てのパラディン第2期は、繋いでいくことがテーマだったように思います。英雄譚を吟遊詩人が語り継ぐ、いつか国を再興するために命を繋ぐ。そんななかで一番グッときたのがこの回でした。かつての勇者たちの武器を譲り受ける主人公ウィリアムたち。定番のボス前パワーアップイベントですが、その際に一つ一つの武器の所有者がどんな人だったか、語って聞かせるという形で想いの継承が行われるのが静かな感動を生みました。

SPY×FAMILY Season 2の27話 ボンドの生存戦略/ダミアンの野外学習

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©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会


 予知能力を持つ飼い犬ボンドの死亡フラグ回避回と、一応アーニャのライバル?ターゲット?なダミアンの野外学習回。寝坊して罰を受けるダミアンに寄り添う取り巻きたちの友情や、野外学習の楽しそうな様子がまさに「エレガント」でした。未来が見えるから今必死になるボンドと、未来はわからないものだからさまざまな回り道もよい経験になる子供たちの対比も面白いです。

葬送のフリーレン 10話 強い魔法使い

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© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会


 作中の魔族は人の言葉を使って人を欺く種族と定義づけられていますが、大魔法使いフランメは魔力を隠蔽することで魔族を欺く。相手が信頼しているものを踏みにじるやり口が、魔族と同じで卑怯と言えるかもしれません。前回の弟子2人の戦いが大迫力だったのとは対照的に、大将戦はからめ手で決着する老成っぷりが見事でした。アウラが持つ天秤のように、一方から他方へと一気に傾くような演出がよかった回です。

でこぼこ魔女の親子事情 6話 薔薇園のおしりあい事情

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©ピロヤ・COMICメテオ/でこぼこ魔女製作委員会


 基本的には魔女あるあるとも言えるネタを使ったハイテンションなコメディですが、この回はクソギャグをやりながら後半にかけてだんだんと感動方向に持っていくのがクレしん映画の簡易版みたいで上手かったです。有名声優にケツとかヒップとかお尻とか言わせまくるのに笑っていたのに、最後はちょっと泣けるからずるい。

終わりに

 今年も一年ありがとうございました。ブログが更新できなかったのと、色々勉強はしたもののそれを生かせていないので、来年は一本一本の記事を短く、代わりに量を多くを目標にしつつ、しっくりくるスタイルを見つけたいと思っています。来年もよろしくお願いします。

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ぺら

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アニメの感想を淡々と綴っていきます。
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